医療機能評価
島松病院では、1998年7月に財団法人「日本医療機能評価機構」の病院機能評価認定を受け、精神科病院種別Aの認定証の発行を全国5番目、道内で初めて受けることができました。2018年10月には5度目の更新を終えました。
「病院機能評価」とは、まだ一般になじみの薄い言葉ですが、財団法人「日本医療機能評価機構」(第三者による病院機能評価)が医療機関の持つ機能を学術的観点から中立的立場で公正適切に評価し、その結果、明らかになった問題点の改善について医療機関が助言を受けるものであり、認定証は医療の質の向上とサービスの改善への取り組みが審査の一定基準に達していると認められた場合に発行を受けるものです。この病院機能評価は1997年4月より実施され、その後、多くの病院が認定を受けております。
なお認定証は、病院の諸問題の改善に取り組む意欲を一層高めるために発行されるものであり、認定証の有無により病院のランク付けを行うものではありません。

評価対象領域(機能種別版評価項目)

  1. 患者中心の医療の推進 患者の視点に立った良質な医療を実践するうえで求められる病院組織の基本的な姿勢について評価します。 患者の安全確保や医療関連感染制御に向けた病院組織の検討内容、意思決定について評価します。
  2. 良質な医療の実践1 病院組織として決定された事項が、診療・ケアにおいて確実で安全に実践されていることを評価します。
  3. 良質な医療の実践2 確実で安全な診療・ケアを実践するうえで求められる機能が各部門において発揮されていることを評価します。
  4. 理念達成に向けた組織運営 良質な医療を実践するうえで基盤となる病院組織の運営・管理状況について評価します。
認定証